魔女の薬は一人のエゴイズムを満たすもの。
本当の幸せは訪れることはないけど、欲望を満たすために人々は魔女の秘薬を欲する。
強大な魔力を持った魔女なのに魔女であることを嫌がる平和主義者のクク
天才治癒術師だけどまるで魔女のよう狡猾で意地悪な性格のハクア
対照的な二人が協同で魔女の秘薬のうちの1つ『惚れ薬』を精製する。
本当の幸せは訪れることはないけど、欲望を満たすために人々は魔女の秘薬を欲する。
強大な魔力を持った魔女なのに魔女であることを嫌がる平和主義者のクク
天才治癒術師だけどまるで魔女のよう狡猾で意地悪な性格のハクア
対照的な二人が協同で魔女の秘薬のうちの1つ『惚れ薬』を精製する。
メーデーメーデー、救難せよ②
Category: アルトフールの物語
「来てしまうのか、この日が。」
「うん。来ちゃうね。」
「大丈夫よ、胃薬や食中りの薬、作ってあるから。」
「てゆーか、お前の姉だろ、何とかしろよ。」
「それを言うなら、ククさんこそ未来の義兄っすよ。何とかして下さいよ。」
「え、そう言われちゃうと照れちゃうな。えへへ。」
「ねぇ、マナのリーダー権限であの二人を外すことは出来ないの?」
「彼らは作りたいと言っている。彼らの意志を尊重しなきゃ。」
「とはいえ、彼らの意志を尊重した挙句、アルトフールに危機が訪れて崩壊してしまったらどうするのさ。」
「…生きることは、必ずしも楽しいことばかりとは限らない。たまにある苦しみも、生きることのスパイスとなり、彩を添えるもの。…ふふっ。」
「あ、マナが笑った。」
「マナ、ぶっちゃけ楽しんでるでしょ…。苦しみって認識できているんだから…。」
chocolate sea 様よりお題をお借りしております。