ククの恋愛大作戦第3弾!
今回はあなた好みの大人の女性に変身して近付きます!
少しは私のこと、見てくれるかな。
私は立派な女性だよ。
お題をお借りしております→chocolate sea
今回はあなた好みの大人の女性に変身して近付きます!
少しは私のこと、見てくれるかな。
私は立派な女性だよ。
お題をお借りしております→chocolate sea
ルージュはちょっと明るめ。ぷるんとふっくら潤いを持たせましょう。
まつ毛は少し盛ってみようか。あなたを見つめる瞳は魅惑的に。
キラキラピンク色のアイシャドー。
髪型もいつもの真っ黒おかっぱなんて野暮ったいのはやめにして、少しアイロンでクルクル巻いてみよう。
ブラは寄せて上げてみたり。勿論勝負用の黒い下着です。私には黒が本当は似合うの。
胸元が大きく開いたニットのワンピなんか着ちゃって、ちょっと胸をアピール。セクシーかな。
いつか買ってもらったウミガメのチャームのネックレスを首元に。
ちらりと見える耳元のピンクのイヤリングも、大人っぽさをそそるでしょ。
どや!
「くーちゃん、君もやれば出来るんだねぇ。こんなに大人っぽくなるとは。」
ニタが真っ白なふわふわな毛に包まれた手を叩いてぽふぽふと賞賛の拍手をくれる。その隣でフィンもニコニコしながら拍手をする。
私、クグレック・シュタインことククは、彼好みの大人っぽい女性になるために、ちょっと頑張ってみました。一人でメイクとか洋服選びとかやってみたところ、あまりのセンスの無さにニタに爆笑されてしまったので、恋敵であるフィンの力を借りて、メイクの腕とファッションセンスを上げて大人の女に大変身することが出来ました。
「じゃぁ、呼びますか。おーい、入っていいよ。」
ニタがドアの外に向かって声をかける。
「はい、じゃぁ、おじゃましまーす。」
そう言って部屋に入ってきたのは、褐色の肌に金髪のアルトフールの最年少クルガ青年だった。ひょっこり扉から顔を出して部屋の中を覗き、私をを視界に収めると、顔をぽっと赤くさせた。
「わぁ、ククさん、綺麗だよ。凄く、こう、セクシーでちょっとドキドキしちゃう。」
私にとってのご意見番のクルガにもちゃんとほめて貰えた。彼は素直だから正直な反応を見せてくれる。最初のうちは笑い転げるニタの横で、引きつった表情で無理やり「あ、ああ、き、綺麗ですよ。」と声を振り絞る状態だったが、今回は純粋に褒めてくれてる。これなら人前にでても大丈夫だ。
「みんな、協力ありがとう!行ってくるね!」
そう言って、私は意気揚々としてフィンの部屋を出た。
これから私はデートに行って来ます!
私はハッシュとビカレスクと一緒に大都市ラカトブルグにお遣いに行ってくるのです。
大都市ラカトブルグに売っている特別な本とトリコ王国原産の鉱石がお目当てだ。。
大都市ラカトブルグは、世界で最も繁栄している役割を担った大都市だ。世界中どこを探してもラカトブルグ以上に繁栄した都市はない。ラカトブルグの特徴はまるで森の様に林立するビル街とまるで地上の様に賑わう明るい地下街だ。よく整備された道路に美しいデザインの商業用ビルが沢山並ぶ地上に、まるで迷路のように入り組んだ、しかし、わくわくするような商業施設が立ち並ぶ地下街。ラカトブルグは夜も眠らない街として名高く、よくディレィッシュとビカレスクが女の子を漁りに夜の街へ繰り出している。
鉱石を取り扱うお店にはすぐに辿り着いた。私たちが入って来た南ゲートから五分くらいのビルの25階にあった。
ディレイッシュたっての希望で本物のトリコ王国原産の鉱石が必要だということで、その真贋を見極めるのに時間がかかった。ディレィッシュの弟であると同時にトリコ王家の血が流れるハッシュは教養として鉱石を見極めるスキルを持っていたが、それでも見極めが難しい鉱石だったらしい。
店員と色々言い争っている。大都市ラカトブルグには様々なものが売っているが、希少価値が高くなればなるほど偽物である可能性が高い。店員が敢えて偽物を渡す場合があるので、店員との交渉も重要な部分だ。ラカトブルグでの買い物は慎重にならなければならない。
一人蚊帳の外にいる私は、そろそろ陳列されてる石を見るのにも飽きて来た。ルビーとかサファイアとかエメラルドといった見覚えのある札が貼られた石が並べられているけど、残念ながら原石の状態で並べられているので、見ていてもつまらない。
ハッシュの傍に書置きを残して、店の外に出た。周りのお店はキラキラした洋服の店や雑貨の店が並んでおり、この鉱石屋は見た目も古く汚らしい感じがして異様な雰囲気を放っている。
私はちょっとだけ洋服を眺めてみたりした後、鉱石屋近くのベンチに座って、買い物を楽しむ人達を眺めていた。
「ねぇ、おねぇちゃん、今一人?」
二人連れの若い男性二人が、ニヤニヤしながら声をかけて来た。一人の男性は鼻にピアスを付けていてなんだか痛々しい。もう一人の男性は筋骨隆々で体格が良かった。腕には蜂モチーフのタトゥーが彫られている。煙草の匂いと強い香水の香りが混じって気持ち悪い。
どこにいてもこういう人たちは居るらしい。相手にしてはいけないことを、はじまりの旅でニタから教えて貰っている。私は目を合わせないようにして「一人じゃないです。買い物中の相手を待ってるんです。」とぶっきらぼうに答える。
「じゃぁ、帰ってくるまで一緒に時間を潰そうよ。」
「結構です。」
「そんなこと言わずに、さぁ。」
鼻ピアスの男が私の隣に腰掛け、馴れ馴れしくも手を肩に回してくる。いやらしい目つきで、私の体を舐めるように見つめる。男はさわさわと私の肩をなでる。胸元が大きく開いたニットワンピースのため肩のあたりからニットに手を入れられて、肌を直接触られる。
やだ、気持ち悪い。
「やめて下さい。」
男の手を振りほどこうとするが、もう片方の手で遮られる。
「おねぇちゃん、可愛いね。ちょっと遊びに行こうよ。大丈夫、楽しいところだから。」
鼻ピアスの男の手はゆっくりと私の胸まで降りて来る。さわさわと味わうかのように触れて来る手の感触が気持ち悪い。
そうやって促されるまま男たちに引っ張られてベンチを立たせられ、どこかに連れていかれるみたいだった。声を上げようとしても手で塞がれる。男の力になすが儘にされて、私は抵抗もできない。
ちょっと大人っぽい恰好しただけなのに、なんでこんな目に遭わないといけないの?
嫌だよ、気持ち悪い。
②へ続く
まつ毛は少し盛ってみようか。あなたを見つめる瞳は魅惑的に。
キラキラピンク色のアイシャドー。
髪型もいつもの真っ黒おかっぱなんて野暮ったいのはやめにして、少しアイロンでクルクル巻いてみよう。
ブラは寄せて上げてみたり。勿論勝負用の黒い下着です。私には黒が本当は似合うの。
胸元が大きく開いたニットのワンピなんか着ちゃって、ちょっと胸をアピール。セクシーかな。
いつか買ってもらったウミガメのチャームのネックレスを首元に。
ちらりと見える耳元のピンクのイヤリングも、大人っぽさをそそるでしょ。
どや!
「くーちゃん、君もやれば出来るんだねぇ。こんなに大人っぽくなるとは。」
ニタが真っ白なふわふわな毛に包まれた手を叩いてぽふぽふと賞賛の拍手をくれる。その隣でフィンもニコニコしながら拍手をする。
私、クグレック・シュタインことククは、彼好みの大人っぽい女性になるために、ちょっと頑張ってみました。一人でメイクとか洋服選びとかやってみたところ、あまりのセンスの無さにニタに爆笑されてしまったので、恋敵であるフィンの力を借りて、メイクの腕とファッションセンスを上げて大人の女に大変身することが出来ました。
「じゃぁ、呼びますか。おーい、入っていいよ。」
ニタがドアの外に向かって声をかける。
「はい、じゃぁ、おじゃましまーす。」
そう言って部屋に入ってきたのは、褐色の肌に金髪のアルトフールの最年少クルガ青年だった。ひょっこり扉から顔を出して部屋の中を覗き、私をを視界に収めると、顔をぽっと赤くさせた。
「わぁ、ククさん、綺麗だよ。凄く、こう、セクシーでちょっとドキドキしちゃう。」
私にとってのご意見番のクルガにもちゃんとほめて貰えた。彼は素直だから正直な反応を見せてくれる。最初のうちは笑い転げるニタの横で、引きつった表情で無理やり「あ、ああ、き、綺麗ですよ。」と声を振り絞る状態だったが、今回は純粋に褒めてくれてる。これなら人前にでても大丈夫だ。
「みんな、協力ありがとう!行ってくるね!」
そう言って、私は意気揚々としてフィンの部屋を出た。
これから私はデートに行って来ます!
私はハッシュとビカレスクと一緒に大都市ラカトブルグにお遣いに行ってくるのです。
大都市ラカトブルグに売っている特別な本とトリコ王国原産の鉱石がお目当てだ。。
大都市ラカトブルグは、世界で最も繁栄している役割を担った大都市だ。世界中どこを探してもラカトブルグ以上に繁栄した都市はない。ラカトブルグの特徴はまるで森の様に林立するビル街とまるで地上の様に賑わう明るい地下街だ。よく整備された道路に美しいデザインの商業用ビルが沢山並ぶ地上に、まるで迷路のように入り組んだ、しかし、わくわくするような商業施設が立ち並ぶ地下街。ラカトブルグは夜も眠らない街として名高く、よくディレィッシュとビカレスクが女の子を漁りに夜の街へ繰り出している。
鉱石を取り扱うお店にはすぐに辿り着いた。私たちが入って来た南ゲートから五分くらいのビルの25階にあった。
ディレイッシュたっての希望で本物のトリコ王国原産の鉱石が必要だということで、その真贋を見極めるのに時間がかかった。ディレィッシュの弟であると同時にトリコ王家の血が流れるハッシュは教養として鉱石を見極めるスキルを持っていたが、それでも見極めが難しい鉱石だったらしい。
店員と色々言い争っている。大都市ラカトブルグには様々なものが売っているが、希少価値が高くなればなるほど偽物である可能性が高い。店員が敢えて偽物を渡す場合があるので、店員との交渉も重要な部分だ。ラカトブルグでの買い物は慎重にならなければならない。
一人蚊帳の外にいる私は、そろそろ陳列されてる石を見るのにも飽きて来た。ルビーとかサファイアとかエメラルドといった見覚えのある札が貼られた石が並べられているけど、残念ながら原石の状態で並べられているので、見ていてもつまらない。
ハッシュの傍に書置きを残して、店の外に出た。周りのお店はキラキラした洋服の店や雑貨の店が並んでおり、この鉱石屋は見た目も古く汚らしい感じがして異様な雰囲気を放っている。
私はちょっとだけ洋服を眺めてみたりした後、鉱石屋近くのベンチに座って、買い物を楽しむ人達を眺めていた。
「ねぇ、おねぇちゃん、今一人?」
二人連れの若い男性二人が、ニヤニヤしながら声をかけて来た。一人の男性は鼻にピアスを付けていてなんだか痛々しい。もう一人の男性は筋骨隆々で体格が良かった。腕には蜂モチーフのタトゥーが彫られている。煙草の匂いと強い香水の香りが混じって気持ち悪い。
どこにいてもこういう人たちは居るらしい。相手にしてはいけないことを、はじまりの旅でニタから教えて貰っている。私は目を合わせないようにして「一人じゃないです。買い物中の相手を待ってるんです。」とぶっきらぼうに答える。
「じゃぁ、帰ってくるまで一緒に時間を潰そうよ。」
「結構です。」
「そんなこと言わずに、さぁ。」
鼻ピアスの男が私の隣に腰掛け、馴れ馴れしくも手を肩に回してくる。いやらしい目つきで、私の体を舐めるように見つめる。男はさわさわと私の肩をなでる。胸元が大きく開いたニットワンピースのため肩のあたりからニットに手を入れられて、肌を直接触られる。
やだ、気持ち悪い。
「やめて下さい。」
男の手を振りほどこうとするが、もう片方の手で遮られる。
「おねぇちゃん、可愛いね。ちょっと遊びに行こうよ。大丈夫、楽しいところだから。」
鼻ピアスの男の手はゆっくりと私の胸まで降りて来る。さわさわと味わうかのように触れて来る手の感触が気持ち悪い。
そうやって促されるまま男たちに引っ張られてベンチを立たせられ、どこかに連れていかれるみたいだった。声を上げようとしても手で塞がれる。男の力になすが儘にされて、私は抵抗もできない。
ちょっと大人っぽい恰好しただけなのに、なんでこんな目に遭わないといけないの?
嫌だよ、気持ち悪い。
②へ続く
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