アルトフールの人狼村2 ~狂気~④
Category: アルトフールの物語
本日4日目になります。初日から
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1日目
【4日目】
ムーが凄惨な死体で発見されました。
ハクア「さぁ、ここからは殴り合いの開始よ!」
ハッシュ「これまでの内訳を考えて行こうか。一番有力なのは、ディッシュ狼、クルガ真、アリス狼、ビスク真。今現在では狼が残り1匹となっている。ただ、狂人の行方はビスクが有力かもしれないが、この中に潜んでいる可能性も無きにしも非ずってところだな。昨日占いローラーしてしまった手前もあるが、俺はこれで合っていると思うな。」
ハクア「ええ。そうね。おそらくビスクは狂人で、霊能は潜伏しているか、ニタだった、と考えているわ。ディッシュは真だった可能性をビスクは隠してしまっている。そもそもあの時グレーから選ぶってなった時にすぐにCOした時点で怪しいと思ったわよ。」
マナ「でも、今までの様子から言えば、ハッシュの言う内訳で合ってると思う。ただ、ディッシュが真だとすると3日目の状態のつじつまが合わない。クルガとアリスはどちらも人外になるけど、これだとアリスが殺されたことに都合がつかなくなる。ディッシュが狐だとしたら、アリスは真になる。そして、クルガが狼。―あぁ、そうか。これじゃぁ、ハクアは狂人にならない。」
ハクア「そうよ!」
クク「でもマナの考えだと、2日目は狩人は狼を守ってしまったということになるね。狩人と狼だけが各役職の内訳を知っているんだ…。」
アルティ「あ、でも、ビスク真の可能性で考えると、狂人はどこに行くことになっちゃうの?」
ハッシュ「ビスク真、ということになると、ディッシュは狼で確定となるな。考えられるのは、狐が村人に潜伏して、アリスとクルガのどちらかが真になるんだ。こうなると…、ちょっと良く分からなくなるな。まさかの村人潜伏?」
ハクア「そもそも狂人が潜伏する意味がわからないわよ。狂人は狼のために場をかき乱して、狼の代わりに吊られなきゃいけないのよ。」
マナ「やっぱりハクアが狂人だ。」
ハクア「なんでよ!あんたホントにアタシを狂人扱いしたいのね!」
ハッシュ「もともとリア狂だしな。」
ハクア「なんか言った?」
ハッシュ「いや、なんにも?」
マナ「だって、今、ハクアは狼の代わりに吊られなければいけないと言った。ハクアは狂人だから、ビスクが真だということは分かっている。だから、ビスクの霊能結果は真であることが分かって、残り狼が早くも1匹になってしまったことを悟った。だからこそ、こうやってずっと注目を引き付けて、狼である誰かを隠しているようにも見える。ハクアは決して狼ではないけど、狂人の可能性はずっと高い。ビスクが狂人だと決めつけることや「狂人が潜伏する意味がわからない」ということも、それは狂人が村人に潜伏していないという印象を強くさせるための台詞でしょう。」
ハクア「ご明察。じゃぁ、CO!したいけど、アタシは素村なの。何も出来ないわ。むしろマナ、そういうアンタこそ狼に近く見えてくるんじゃない?今までそう目立たずにいて、急にお喋りになるだなんて、怪しいことこの上ないわよ。」
マナ「ハクアはクルガから○判定を出されていて、間違いなく村人だし、狼ではない。、ただ、狂人の可能性はなくはない。」
ハッシュ「マナ、まさかハクアの『狼の代わりに吊られなきゃならない』というセリフだけでハクアを狂人に見ているわけないよな。何か大きな理由があるだろう?」
マナ「昨日、占いローラーの完遂を求めたところ。真偽は怪しいにせよ、○判定を出されていないのはアルティだけだった。クルガの占い師の可能性は高かったからこそ、アルティの結果を見せたくないように思えた。アルティが狼判定されるのを隠すために、昨日は占いローラーを完遂させたのでしょう?違う?」
ハクア「…違うわ。」
マナ「それに、アルティは占いローラー反対を意見していたのに、その後の投票でクルガに投票していた。ハクアが最後にアルティに占いローラーを完遂するように言ったのは、自身が狂人であることをアピールするため、ということ。おそらく、初心者のアルティは安心したと思う。」
ハクア「良い具合に疑心暗鬼してるわねぇ。」
アルティ「ハッシュは、どう考えてる?」
ハッシュ「俺は、アルティ狼は違うと思うな。アルティが狼だったら、ディッシュが処刑されそうになったらアルティが代わりに処刑されると言い出しそうだし。初めてで一人取り残されるの、怖いだろ?」
アルティ「うんうん。一人は怖い!」
クク「…そうかな。アルティは怪しい気がする。アルティは最初から執拗に投票されることを恐れていた。初日グレランでいくってなった時も、拒否反応を誰よりも早く見せていたと思うし、昨日もクルガ側に立ったかと思えば結局クルガに投票してたし、ちょっと行動が怪しいと思ったな。なんというか、狼というよりかは狐というか…。狩人も考えられるけど…もしアルティが狐ならば、占い師の内訳は真狼狂、でアリスが狂人になるのかな。そうすればアルティが占いや処刑を避けていた理由も分かるけど…。狩人がどこを守ったのかが問題になるかな。」
マナ「吊り回数は残り2回。狼も良くここまで残って来た。狼はハクアという有能な狂人がいたから、隠れることが出来た。…だから、アルティメット、狼という役は疲れたでしょう。」
アルティ「わ、私は狼じゃない。マナ、全部違うよぅ!」
マナ「その証拠はどこにあるの?まさかアルティが本物の霊能者だったり狩人だったりするわけ?」
アルティ「私、狩人だもん!」
マナ「…初心者が騙るつもり?」
ハクア「アルティ、これまで誰を守って来たのか教えてあげなさい。」
アルティ「初日はビスクを守っちゃいました。昨日お腹痛いって言ってたし。次の日もビスク。霊能者が居なくなったら大変だもんね!3日目に守ったのはアリス。だから、次の日アリスが死んじゃってたからびっくりした。これって、アリスが狐ってことだよね。4日目はハクア。ハクアはクルガから○出されてたから、守らなきゃ、って思った。ムーも○出しされてたけど…。」
ハクア「まぁ、そういうことで、マナさん、アタシはアルティの占い結果を隠したかったわけではないのよ。だから、狼のために働く狂人でもないわけ。誘導、お疲れ様。」
マナ「…くっ。」
ハッシュ「俺もアルティは狩人だと思うけどな。もしアルティが騙ってるならば、3日目の護衛先はクルガにして護衛成功して、呪殺も成功したって言いそうだけどな。『アリス護衛不成立の呪殺』を初心者のアルティが考え出すのは難しそうな気がするけど。ま、狼がもう一人残っているのなら、アルティもそんな知恵がつくけど、狼の一方はどこかしらの役職について既に処刑されていると可能性は高いから、そんな入れ知恵は不可能だ。PPが怖いから、今日はハクアを吊るつもりでいたけど、マナの方がいいかもしれない。ハクアは○だから狂人の可能性が大いに考えられるけど、マナは囲いの疑いがある。狂人としても考えられるし、確定○出しが出てない以上狼の可能性も無きにしもあらずだ。」
ハクア「さぁ、時間よ。」
クク→アルティ
ハッシュ→マナ
アルティ→マナ
マナ→アルティ
ハクア→マナ
マナ「アルティは、本物?」
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